お問い合わせ・ご購入は下記のボタンからどうぞ!

BASEでも販売を始めました。

お問合せ・ご購入はこちらの電話へ

使用期限について

良く質問される事ですので、記載しておきます。

当社が造り置きをせず、ご注文を受けてから製造し発送する理由(在庫を持たない)にも関係する事です。

キトサンは自然界から得られる限りある資材ですので、大切に役立てたいと言う思いもあります。

使用期限内に使い切れる量を使用する直前に購入する事が、最も使用者にとって経済的で栽培する植物や樹木にとっても最良の判断だと思われます。

製造直後より液中での分解が始まります。(液中での分解が進み糖やタンパクへと変化していきます。)

使用期限(約6ヶ月程度)を過ぎてしまうと本来求めているキトサンが持つ効果は時間の経過と共に発揮でき無くなってしまいます。

約6ヶ月程度と言う目安は、「キトサン本来の効果を良い状態で使用」できる期限だと理解して下さい。(低分子のみを使用した製品であれば、当社の製品に限らずに分解される期間が早いので使用期限はもっと短く(短期間)なると言う事もご理解下さい。)

使用期限内の製品と使用期限を過ぎた製品(半年以上や1年以上も経過した物)では、あきらかに効果が違います。

これらの事は酸を使用して製造している製品は、必ず製造直後より分解が始まりますので当社の製品に限らず何処の製品のキトサン液やキトサン溶液にも共通している事です。

「製造直後より分解が始まります。」「使用期限は約6ヶ月程度です。」と言う事をもう一度良く考えてみて下さい。

上記で記載してきた事をご理解して頂ければ、製造直後から使用期限までが使用効果が大きい事や在庫を持たずに、ご注文直後に製造し発送している事も理解して頂けると思います。

「ここからは余談です。」

使用期限(約6ヶ月程度)を過ぎてしまうと効果が発揮出来なくなる事が解っている物を、まとめ買いをして半年以上や1年以上までストックして使用する事が本当に効果的で経済的でしょうか?

時間の経過と共に液中での分解がすすみ、徐々に効果が薄れてしまうのは、キトサンに限らずに有機物が分解されて他の物質に変化していくので仕方の無い事です。

「使用期限が過ぎたキトサン溶液の活用方法」
使用期限が過ぎた物はキトサン溶液としての効果は期待出来ませんが、草花や野菜への土壌散布で液肥として使用出来ます。

最後の一滴まで無駄なく使用してあげて下さい。

巷で売られているキトサン溶液の自作セットについて

「キトサンの粉末300g」と「クエン酸の粉末450g」のセット販売や「キトサン粉末」と「活性剤」をセットにして販売されている商品をネットで見掛けますね。

「キトサンの粉末300g」と「クエン酸の粉末450g」のセット販売は7~8年前からあるのは認知してました。

使用した人からも相談を受けて使用内容や使用後の結果などを聞かせて頂いた事もあります。

その商品は「キトサンの粉末300g」と「クエン酸粉末450g」のセット販売で10リットルの「3%キトサン溶液」が作れますと言う商品でした。

「3%キトサン溶液」で使用倍率は500倍~1000倍での使用と言うことですので、土壌の酸性化(酸性濃度)と酸性濃度から起こる植物への弊害を気にしながら使用することになるようです。(薄く使用するとの事ですので「1.5%」や「2.0%」濃度と同様の使用方法になるようです。)

自作後に短期間で使用し保存する際は冷蔵庫で保管して下さいと記述していました。(低分子のみですので使用期限が短いために記述されているのだと思います。)

もう25年以上前になりますが、当社も「スーパーグリーン」を開発する際に色々な「酸」を使用してサンプルを製造し色々な人達の協力を得て実験と検証を繰り返し現在の製品を製造する事が出来ました。

その結果クエン酸を使用するとキトサンを溶解(溶かす)する時にクエン酸を多量に使用する結果となりましたので、使い易さと土壌環境や植物への弊害に配慮し食酢の使用に至りました。(色々な酸で製造したサンプルを使用して頂いて比較した上で現在の組み合わせの製品を製造しています。)

クエン酸単独で農業に使用されておられる方も実際におられますので、クエン酸単独での使用は悪い事ではありません。(使用方法によってはとても良い資材です。)

ですが、キトサン溶液を作るために使用するのであればキトサン粉末重量の同量以下の量(同量でも多いです。)で溶解(溶かす)出来るのであれば安心な商品だと思います。

混合使用について

スーパーグリーンは他の物質との混合にはあまり向いていません。

<凝集力(物質を掴む性質)>
キトサンの性質である凝集力(物質を掴む性質)が働いて混合物をゼリー状に固めてしまうからです。

二次被害として固まった混合物は噴霧器や霧吹きなどの吹き出し口や吸い込み口に目詰まりし、機械の故障の原因になる事例もありますのでご注意下さい。

どうしても混合したい場合は別容器にてスーパーグリーンと混合物を少量混ぜて見て混合が可能か不可能かを見極めて、自己責任で使用して下さい。(当社は混合使用についての責任は一切持ちませんのでご理解下さい。)

出来る限りスーパーグリーン単品使用を心掛けて下さい。

ご理解いただけたと言う前提でもう少し混合使用のことについて説明します。(興味の無い人は読み飛ばして下さいね。)

スーパーグリーンには、混合可能な物質と不可能な物質があります。
性質上は混合不可能な物質が多く、上記にも書いた様に【単品での使用】が望ましいです。

<混合不可能な物質>
化学合成品・農薬・微量要素・重金属類等は、キトサンの凝集力が働き掴んでしまい寒天の様(ゼリー状)に固めてしまう場合があります。

<混合可能な物質>
有機液肥・ミネラル・酸性物等(酸など)

<混合する事で効果を失ってしまう物質>
木酢(もくさく)・漢方・酸性物等(無機酸)
無機酸とは無機化合物の化学反応で得られる酸の事「塩酸・硫酸など」

木酢液を使用している場合は、元々の原料が植物ですから一見した所、安全な物には思えますが、木酢液中に含まれるクレゾールと言う成分が微生物や細菌類を死滅させてしまいます。(クレゾールとは消毒剤・殺菌剤・防腐剤等の用途で使用される有機化合物)

一見、木酢中のクレゾール成分で抗菌・抗カビ・防虫効果になり良い様に思えますが、植物や土壌にとって必要な菌や微生物や虫達まで無くしてしまいます。

スーパーグリーンの「土や植物に対する効果」とは相反する事になります。
(当社は混合使用についての責任は一切持ちませんのでご理解下さい。)

木酢液とスーパーグリーン両方使用したい場合は出来る限り混合使用などは避けて木酢液で土壌消毒をした後スーパーグリーン後日、土壌散布し好気的な微生物や菌類の増殖を促す使用方法が望ましいです。

少し手間は掛かりますが木酢液の効果もスーパーグリーンの効果も望めます。
(木酢液との混合や同時併用は自己責任での使用となりますので、予めご了承下さい。)

無機酸(塩酸など)との混合使用はスーパーグリーンキトサン溶液中のキトサン本来の効果が損なわれてしまいますので、混合使用は止めて下さい。

漢方薬をキトサン溶液と混合しての葉面散布(植物への直接使用)は止めて下さい。スーパーグリーンと漢方との混合物を葉面散布使用すると生育状況・収穫量・形・味を悪くすると言う結果報告を何度か受けています。

特に茶樹や茶葉(1番茶・2番茶)への混合使用や併用は避けて下さい。
(当社は混合使用についての責任は一切持ちませんのでご理解下さい。)

混合使用について少しでも、ご理解いただけたでしょうか?

混合使用は効果が低くリスクの方が大きいので「単品使用」をお勧めします。

使用濃度や使用回数について

スーパーグリーン使い過ぎ(回数や濃度)は育成の過剰(成長し過ぎ)や失敗につながります。
必要以上の使用量の土壌散布・灌水は土壌微生物のバランスが崩れてしまいます。
根に異状が発生したり、生育が止まるなどの変異現象が起こります。

葉面散布での使い過ぎは植物細胞への抑制作用が働き新芽などが出なくなったり、果実などは花や実が落ちたり、成らなくなったりする現象が起こります。

葉物野菜などは葉巻き(葉っぱが内側に巻くような症状)を起こしたり、硬化現象(葉が硬くなる)が起こります。

<理由>
土壌中でキトサンを餌にする微生物や菌類が異状増殖(増え過ぎ)してしまい、植物の生育に適した土壌環境では無くなってしまうためです。(土壌環境のバランスが壊れる)

葉面散布で直接植物へ使い過ぎてしまうと有機物の過剰摂取や栄養過多によるために起こる植物の生体活動の異状が起こります。

光合成・栄養や肥料の分解吸収・開花(花を咲かす)・結実(実を付けて種子を育て子孫を残す)等の植物本来の持つ基本的な生体活動が出来なくなります。

使用マニュアルを良く理解して【適切な時期に適切な使用量】を心掛けて下さい。

理解していただければ使用するに当たって、何も難しい商品ではありません。
植物にとってこんなにも良い物なのかと実感出来ることと思います。

新芽、蕾、花、結実直後の実への葉面散布について

花を観賞する物・実を収穫する物へ葉面散布使用する場合は、花の蕾・開花前後・開花中・結実直後に蕾や花や実に散布すると、花や実の変質・変異・変形などが起こる原因となります。(要注意)

軟弱な栽培物への葉面散布使用は、濃度が濃すぎたり必要以上の回数散布で生育が止まったり、最悪な場合は枯れてしまう事もありますので、使用マニュアルや使用倍率を良く理解して使用して下さい。

効果を発揮する良質のキトサン溶液の見分け方

キトサン溶液は市場で色々な品物が販売されております。
値段帯も販売者によってまちまちで、どの品物を購入すればよいか迷うことでしょう。

当社の永年の経験からわかる「キトサン溶液の良し悪しの判断基準」を参考にして下さい。

<分子や粘度について>

粘度(粘り気)が全くない品物は要注意です。

キトサンは通常の場合はポリマー(数多く連なって形成された高分子)ですので低分子・高分子で粘り気の強弱に違いがあったとしてもキトサン溶液であるならば必ず粘度(粘り気)があるはずです。

この特徴は水溶性キトサンでも同様の性質です。

「水溶性キトサン」と言う言葉を良く耳にします。キトサンは「水には溶けないが希酸(薄い酸)に溶ける。」と言う性質があります。(ただし、塩(エン)としては水溶性の物もあります)

この「塩」と言うのはキトサンを極限まで分解し「単糖」にした「グルコサミン塩酸塩」・「グルコサミン硫酸塩」等の事です。「キトサンオリゴ糖」等も考えられます。

単糖サイズにまでなってしまうと、キトサンとしての性質はほとんど無くなってしまい「糖」としての性質が主になってしまい用途も変わってきます。

「低分子含有率20%」などと言う農業用キトサン溶液をたまに見掛けますが、この様な商品は「無機酸(塩酸など)」や「木酢」を使用して製造されているか、「有機酸を大量使用」または、「糖化したキトサンを使用」している等も考えられます。

キトサンとしての性質が失われている物や効果が少ない物が多いと言う報告を受けています。


<製造年月日・資材について>

「製造年月日が不明な物」
6ヶ月以上前に製造されて出荷まで倉庫に保管されていたような品物は、いくら良質のキトサンや安全な溶解液(食酢等)を使用して製造されていたとしても使用期限が過ぎてしまっていて、すでにキトサンの特徴・効果・性質を失っています。溶液中での分解が進み糖化しており、キトサンとしての効果は望めません。

「無機酸や木酢等で製造している物」
木酢液を使用してキトサンを溶かしている品物は、木酢液中のクレゾールと言う成分によりキトサンの効果が無効化されてしまいます。

詳しくは、このページ上記の【混合使用について】にクレゾールとキトサンとの相性の問題を記載していますので参照してみて下さい。

<多種混合について>

多種混合してある品物(キトサン溶液に色々な物質を混ぜてある品物)

化学合成品等を混合されている場合は、キトサンの性質である凝集力が働き他の物質を掴んでしまいますので、キトサンも混合物も互いに効果が失われてしまう可能性が高いです。

(ページ上記【 混合使用について】の混合不可能な物質を参照して下さい。)


<キトサン溶液を購入する時の要点 >

製造年月日の確認・製造材料の確認・混合物の確認

混合可能な物質もありますので、このページ上記を読んで参考にして下さい。

すでに他社製品を購入してしまっていると言う方は使用して効果がある物かどうかを判断してみて下さい。(効果に大・小の差または、全く効果が無い等もあるかもしれません)

葉面散布での使用が効果が表れ易いと思います。

お問い合わせ・ご購入は下記のボタンからどうぞ!

BASEでも販売を始めました。

お問合せ・ご購入はこちらの電話へ

a:19233 t:1 y:3