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「草花全般の栽培」で多くの方々に使用されているのは、
スーパーグリーン・キトサン液【農業園芸用】です。
農業園芸用の使用を前提に使用方法を説明していきます。

こちらのページでは、「草花全般の栽培」使用するタイミングや使用量などの詳細を説明しています。

混合使用は自己責任でお願いします。

草花全般への使用方法

草花は野菜と違い花や葉・茎などの植物その物の姿形を観賞して楽しみます。
基本は簡単使用です。

<草花への使用濃度>

草花への使用倍率
↑草花への使用の希釈(薄める)倍率は上の表示が目安です。↑

基本的には他の植物と同様で土壌(土)への使用を心掛けて下さい。
薄めの倍率で使用量も少なめ(水やり程度の量)が好結果につながります。

<薄め・少なめ使用の理由>
草花には酸性の土壌環境に弱い栽培物があります。

スーパーグリーンは製造する工程で酢酸(食酢)を使用していますので、
薄めて使用するとは言え酸性の物質です。

そのため使いすぎたり使用濃度が濃すぎると栽培土壌(土)を酸性にしてしまい、草花にとっての良好な土壌環境を壊してしまう可能性があります。

このことから、薄め・少なめの使用を心掛けて下さい。


<種蒔き時の使用>

  • 育成ポットやトレイで種から苗作りをする場合は、種蒔き時の土沈めの水やりとして200倍~300倍希釈(薄めて)液を土壌散布・灌水して下さい。(初回散布・灌水)

<効果>

  • 抗菌・抗カビ(病気予防)
  • 発芽率向上(種から芽が出やすくなる)
  • 発芽・発根の促進(早く芽や根が出る)
    などの効果が望めます。

<定植時の使用>

  • 定植時(苗を植え付ける時)に定植後の土沈めとして水やりの要領で200倍~300倍に希釈(薄めて)し土壌(土)へ散布・灌水します。(2回目散布・灌水)

<効果>

  • 活着(根張りや成長)が良くなり生育が活発になります。
  • 栽培・育成時に起こる病害・障害の予防・抑制効果

<その後の使用>

  • 短期に育成・栽培する物には2~3週間周期に1回の間隔で200倍~300倍の希釈(薄めた)液を土壌散布・灌水します。(短期育成物への3回目以降の使用)
  • 長期に育成・栽培する物には花芽の出る頃から、月に1回の間隔で200倍~300倍の希釈(薄めた)液を土壌散布・灌水します。(長期育成物への3回目以降の使用)

<効果>

  • 植物細胞を活性し活発な生体活動の持続
  • 病害・障害の予防・抑制・改善効果
  • 栽培植物の色艶や花持ちが良くなります。

球根への使用

球根には植え付けたままで、冬越しする物と季節に植える物があります。
冬越しする物は、冬場の使用はせずに冬越しをします。
春物を植える時期が来た時に、春物に初期使用するのと同様の使用をします。

<使用方法・倍率>
冬越し物・春に植えた物も同様に200倍希釈液を水やりの要領で土壌散布・灌水して下さい。

春に早めの使用をすることで、土壌の微生物が増殖し土壌環境が良くなります。
球根自体にも病気・障害などの予防効果と活力が向上します。

挿し木への使用

菊などを挿し木で栽培する場合、切り取って挿し木に使う茎をスーパーグリーンに一度浸けてから挿し木をします。(挿し木をしてから栽培土壌に散布・灌水しても良いです。)

初期使用倍率は200倍程度に希釈(薄めて)して使用して下さい。

活着(根が張る)するまでは、20日周期で200倍~300倍希釈液を散布・灌水して下さい。

挿し木が活着後は草花全般の使用方法と同様です。
(草花全般の使用を参考にして下さい。)
  
定期使用を心掛けて、使用倍率を守って栽培して下さい。

草花への効果

植物細胞を活性し花や葉や果実の色艶を鮮やかにします。

栽培する土(土壌)へスーパーグリーンを散布・灌水(薄めてまく)することで「放線菌」と言う、
植物にとって良い効果を発揮する微生物が増殖します。

増殖した放線菌類は病原となる菌や線虫類から植物を守ってくれます。
この効果により植物が病原菌に感染することや障害を起こす割合が減少します。

興味のある人は読んでみて下さいね。

 【 放線菌類が防除している病原菌類 】
フザリウム菌群・フザリウムソラニ菌群・フザリウムロゼウム菌群・リゾクトニア菌群・リゾクトニアソラニ菌群・ピシュウム菌群などの病原菌類と線虫類から植物を守っています。

スーパーグリーンの持つ効果により土壌環境や植物への活性が起こり生育が促進(早く)され、活力が向上し花持ち(開花期間が長く)が良くなります。

( 注意 )
スーパーグリーンは肥料ではありませんので、追肥を忘れずに行い植物の栽培や開花した花の観賞を楽しんで下さい。

使いすぎや高濃度で起こる症状

  • 成長の抑制が起こります。(成長が止まる)
  • 使いすぎや高濃度使用による異状が起こると回復が困難になる可能性があります。
  • 使い過ぎにより土壌環境が酸性化する可能性も考慮して下さい。

酸性土壌(土)と言われても、ピンと来ない人もいますよね?
「ph(ペーハー)」と言う言葉を聞いたことはないでしょうか?

【 栽培土壌(土)の「ph(ペーハー)」とは? 】

興味のある人は読んでみて下さいね。

この場合の「ph(ペーハー)」とは土壌(土)が酸性かアルカリ性かを示すものです。

草花を栽培する場合に適した土壌(土)の「ph (ペーハー)」は弱酸性から中性の環境が栽培し易い土壌環境です。(一部例外もあります。)

ですが、基本的に日本の土壌は酸性が強い(強酸性)土壌が多いです。

そのため、栽培土壌にアルカリ成分の強い石灰などを土に混ぜて中和することで強い酸性土壌の「ph(ペーハー)」を弱酸性から中性の間に調整し栽培環境を整えています。


使用上の注意点

  • 花を観賞する物・実を収穫する物葉面散布使用する場合は、花の蕾・開花前後・開花中・結実直後に蕾や花や実に散布すると、花や実の変質・変異・変形などが起こる原因となります。(要注意)
  • 軟弱な栽培物への葉面散布使用は、濃度が濃すぎたり必要以上の回数散布で生育が止まったり、最悪な場合は枯れてしまう事もありますので、使用マニュアルや使用倍率を良く理解して使用して下さい。

まとめ・ポイント

  • 連作障害の出る土壌には、定植する10日位前に100倍に希釈(薄めた)したスーパーグリーンを水やりの要領で土中に浸透(しみ込ませる)するように、多めの散布・灌水をして下さい。
  • 長期栽培物での休眠時期(冬越しなど)は、春になり植物の活動が活発になる頃に合わせスーパーグリーン一定間隔で使用します。
    (休眠状態での使用は、あまりオススメ出来ません。)
  • 病害・障害が出た場合は、発病ヶ所を重点的に十分な量を使用して下さい。
    (症状の固定・改善を目的とします。)
  • 生育期は薄め・少量の使用・最盛期は薄め・量を多めの使用をして下さい。
  • 短期栽培物・長期栽培物とも、それぞれに応じた初期使用と定期使用をして下さい。
  • スーパーグリーン肥料ではありませんので追肥を忘れずに行い植物の栽培や開花した花の観賞を楽しんで下さい。
  • 発芽後の使用は2~3週間の一定間隔で200倍液を水やりの要領で、散布・灌水して下さい。

(注意)
発芽した新芽・蕾・開花した花に散布しないで下さい。
新芽の成長が悪くなったり、花持ちが悪くなったりしますので
「新芽・蕾・花」には直接かからないように使用して下さい。


使用例が少ない植物

蘭の種類・苔類・シダ科の植物・高山植物・桔梗などは、キトサン溶液を使用し栽培するには、「使用例の少ない植物」です。
これらの植物に使用する場合は試験的・実験的な使用となります。
これらの植物への使用は自己責任でお願いします。


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混合使用は自己責任でお願いします。

「お疲れ様でした。」
「草花全般栽培時の使用方法のページ」を読んでいただいて有難うございました。

お客様の作物の栽培にお役に立てたなら嬉しい限りです。

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